●GPX750R


休ませるのか
 職場の知人(若者)に乗っていただくことに。ありがとう。

 しばらく何もする気が起きなかった。
事の起こりは・・・

 2012年9月10日(月)朝の通勤中、右折車に巻き込まれた。
道路左端からいきなり曲がり、曲がり始めてウィンカーを出しており、後方確認などして
いないと言いやがった。現場でもその後も一度も謝罪なし。警察がくるまで笑いながら電
話をしていた。
 接触する前にフルブレーキで逃げたが雨天のためスリップ転倒、接触引きずられた。
カウル大破、ライト割れて、ハンドル・ステップ曲がって・・・かろうじて自走できた。
まぁ普通は廃車でしょう。

 あばら骨にヒビが入ったか、折れたかしていたらしい。事故後のレントゲンでは出な
かったが、後に下記の件で再度レントゲンを撮るとカルシウムが沈着して骨に以前無かっ
た修復歴があることから判明、体は放って置いても治るが・・・

 GPX750Rは3ヶ月、35万円以上かけて修復。事故はハチニイで手打ち。
 唯一の救いは相手が補償の手厚い保険に入っていたこと、全損査定よりオーバーした
修理費も保険の補償対象になった。
 中古部品と、数少ない新品部品と、ヨーロッパから社外品と、時間をかけてネットで調
べ、電話して集めまくった。
やっと走れるようになった。一台買って部品を移植することも考えたが、走れる車両を殺
すわけにはいかない。大事に乗る人の手に渡るべき。
 何とか色を変えることで部品をそろえた。
なのに・・・

 そして、2012年12月26日(水)19時過ぎ年末夜の帰宅中、渋滞の国道2号線走行中
コンビニ駐車場から飛び出してきた車をよけ転倒。車に接触
やはり、こちらを全く見ていなかったとのこと。
 カウル大破、ライト割れて、ステップ曲がって、ハンドル折れて・・・9月よりひどい
かわいそうで写真は載せられない。
やっと直って3週間しか走っていない。
 同じところを同じように壊してしまった。事故はキュウイチで手打ち。走っていた以上
過失は少しでも取られる。
でも、古いため車両の査定価格がつかない、今度は全損査定金額以上の補償はない、情け
ないが直せない。
 金額よりも、もう部品を集める気力が・・・
 探しても探して部品がない。特に外装関係が・・・G-SPAのFRPカウルを入手してライ
トなど灯火類を埋め込めば何とかなるかとも考えたが・・・

 自分にGPX750Rを譲ってくれた元オーナーも
 「同じような事故が続くのは何かあるよ」「GPX750R 休ませてやってくれ」と・・・
悔しいなあぁ。
エンジンは生きているし、足回りも元気なのに。

2013年2月11日 追記
 粉砕したフロントカウルの代わりに、GPz400Fのカウルを取りつけることを画策中。
ステーは二個一にするか、新作するか・・・
またはカウルを切り貼りして形成するか・・・
とにかく動けるようにしよう。あるもので直してみよう。
お金をかけるのではなく、部品を作ってみよう。
まずはそれからだ。


2013年02月17日 日曜日 追記
GPz400Fのカウルは幅が狭い。付かない。大きく切り貼りすれば別だけど・・・
ライトを新規製作のステーでマウントするつもり。
ハンドルは、前回の件で曲がったものを修正、バイスで咥えてパイプで曲げた。
ステップも分解してたたいたり曲げたりして修正した。
カウルレスでしばらく乗ろう。
リアブレーキが終わっていたので、とりあえずのパッドを注文。
走れるようにする。

2013年03月24日 日曜日 追記
 実は二度のアクシデントを経て、直す気力を失いかけ、行きつけの単車屋さんに
業者オークションで出物を探していただいていた。←この時点であきらめていた。
 単車屋さんの家屋で奥の方にしまわれ、動かせない状況に。
 しかし、ものは簡単に見つからず、列車通勤2ヶ月に突入。不都合もあり決心。
GPX750Rを直す。引っ張り出していただき引き取る。←これが2月
 お金はないので、今まで乗ってきた単車の部品と自作パーツで乗れるようにする。
何とか問題なく走れるようにして、通勤に乗り出す。←3月上旬
 しかし、不思議なものでそうするとオークションに出物が二件も・・・
お願いしていたこともあり、落札していただきそれに乗ることに。
 そうして、我が家にZZR1100のD6モデル 15年落ち走行15000キロ強のものが
やってきた。
 GPX750Rを廃車にはしたくない。
 引き取り手を探し始める。







GPz400Fのヘッドライトを仮にマウント。 3mm×50mmのアルミアングルを加工してステーを作った。 切った貼ったの加工。現場あわせにて・・・

ブレーキ側にミラーのためねじ切り M10×P1.25 下穴は8.5mmで 開ける。手持ちの電動ドリルにて。 少しセンターずれた

スチール薄肉パイプを加工して作ったカウルステーで、 ラジエター固定ボルトと共締め。



メータの裏側に防水をかねてカバーを作る。

右のステーにラジエターリザーバをタイラップで仮マウント。

これでいけるようならステーを作って固定する。 ミラー、ウィンカーはZ250FTで使用していたものを装着する。 ウィンカーはダブル球が使えるように加工しておりポジションも点灯する。

ミラー、ウィンカー、と割れたMRAスクリーンをカットして 作ったメータバイザー仮取りつけ。。

左後方より。

メータバイザーを固定して、ウィンカーの配線をすれば、 とりあえず乗れるかな? 割れたウィンカーからコネクタを切り取り、丸ギボシを圧着。 ウィンカーの配線をそのまま接続できるようにする。 ウィンカーのアース線は銅線を丸めてたたいて潰し銅ワッシャを製作しそこにハンダ付け。

正面から。 パルサーカバーが割れていた・・・ JBウェルドで補修。 ゆがみを面研してホルツのブラックシーラをパッキンの代わりにして装着。


ステーを塗装してみた。

タンク固定用のステーも製作。


アルミステーを端材から製作し固定。

左側には事故の際破壊されたHIDを修理して固定する予定。


リザーバタンクは何とかするつもり。 手持ちのアルミ製オイルキャッチタンクを転用するか? アルミ板でカバーを作るか?

ライト裏はこんな感じ ESCCリレーはここに。 HIDのバラストもここに収まった。 HIDも配線が引きちぎれていたので修理して使っている。 防水コネクタの分解はノウハウが必要。 ポイントは赤いプラスティックのロック部品。


これでとりあえず走っています。


フォークに曲がりがあるのか、手を離すと右に引っ張られる。


しかし、ハンドルを保持して走っている分には全く問題ない。 高速走行もコーナーもOK。乗れる。


以前に付けてしまった傷隠しに モンスターエナジー缶エキパイの外径とぴったし。

引き取り手が無く、しばらく休眠させることになる。
今後も写真を追加していきます。
適当に見てやって。